Ｊ２清水ら県内のチームに所属するアスリートが４日、静岡市の県立こども病院を訪問した。競技の垣根を越えた地域貢献活動「Ｏｎｅ Ｓｈｉｚｕｏｋａ Ｐｒｏｊｅｃｔ」の一環でＪ２藤枝、Ｊ３沼津、女子ラグビー・アザレア・セブンから代表選手が参加。入院中の患者と約１時間交流した。
今プロジェクトでこども病院を訪問するのは５度目となる。選手はトランプやおもちゃで子供たちと触れ合い、サインや写真撮影にも応じて笑顔の花を咲かせた。
代表して取材に応じた清水ＭＦ西沢健太（２７）は「逆に自分たちが元気をもらっている。サッカーができることは当たり前じゃないし、ここに来る度に考えさせられる」と心境を明かした。今後も活動は継続する。「今日会った選手が活躍する姿をテレビなどで見てもらい、また元気を届けられたら」とピッチからもパワーを送っていく。（武藤 瑞基）