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カブス今永昇太、5回ノーヒットで12勝目の権利…初回内野安打が失策に変更

スポーツ報知 2024年9月5日 9時55分

◆米大リーグ カブス―パイレーツ(4日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブスの今永昇太投手が4日(日本時間5日)、12勝目へ向け、本拠のパイレーツ戦に先発した。

 先頭打者を二飛にしとめた今永は、続くレイノルズに三ゴロ。タイミングが微妙なワンバウンド送球を一塁手が落とし、当初は内野安打とされたが、後に三失に変更となった。いきなり走者を背負ったが、続くN・ゴンザレスを遊併殺打に打ち取り、無失点で立ち上がった。

 初回に1点の援護をもらうと、2回には2者に四球を与えて2死一、二塁としたが、無失点。3回、4回、5回を3者凡退とした。カブス打線は2回と3回に3点ずつ加点し、3回まで7―0。大量援護をバックに、ノーヒットで12勝目の権利を手にした。

 前回登板は8月30日、敵地でのナショナルズ戦。6回4安打8奪三振3失点で11勝目(3敗)をマークした。96球を投げ、今季25試合目の先発で15度目となるクオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成し、チームを4連勝に導いた。

 カブスは今カードのパイレーツ戦で連敗。それまで2カード連続スイープの6連勝でワイルドカード争いで急浮上したが、手痛い連敗で同圏内まで4・5ゲーム差に後退している。

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