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井上尚弥がオフたった1日で早くも“始動”「拓真さん燃えているので、僕も燃え続けますよ」

スポーツ報知 2024年9月5日 10時22分

◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 〇統一王者・井上尚弥(7回TKO)WBO同級2位TJ・ドヘニー●(3日、東京・有明アリーナ)

 スーパーバンタム級の世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)がTJ・ドヘニー(アイルランド)を7回TKOで退けた試合からわずか2日しかたたないうちに、次戦に向けて“始動”した。尚弥は5日、自身のSNSに「1日オフで走りましたよ 拓真さん燃えているので、、、僕も燃え続けますよ、、、」(原文ママ)と投稿。3日にドヘニー戦を戦ったばかりにもかかわらず、一夜明け会見があった4日を休養に充てただけで、早くも動き出したようだ。

 弟のWBA世界バンタム級(53・5キロ以下)王者・井上拓真(大橋)が10月13日に堤聖也(角海老宝石)の挑戦を受けるため、現在はスパーリングなど世界戦に向けた練習を行っている。尚弥も休養があけた後、トレーニングをサポートすることを明言していた。このポストに、拓真も「よっしゃあ」と炎の英文字をつけてリポスト。尚弥の投稿は3時間近くで95万回以上も表示されている。3日に同じリングに上がって初防衛に成功したWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)は、尚弥の投稿に「えええ」と驚きのリポスト。これに尚弥は「休む事も大切!! マイペースマイベスト!!」と投稿した。

 尚弥は一夜明け会見で、今後の予定を聞かれた際に「2週間休みます」と言うと、父の真吾トレーナーが「2日でしょ?」と“ツッコミ”。すると尚弥は「2日ですか…。では2日。体力的には問題ないんですが、やっぱり精神的な面もあるので…。そこはしっかりリセットしてから、新たな気持ちでまた(次戦予定の)12月に向けて頑張りたいと思います」と苦笑いしながらも“意欲”を示していた。

 次戦に関しては尚弥陣営は12月に行うことを示唆していたが、海外報道などでは、12月24日に首都圏で行う計画があるとされており、対戦相手にはWBO、IBF1位のサム・グッドマン(オーストラリア)が候補に挙がるほか、元WBA&IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)も挑戦に意欲を示している。

 戦績は31歳の井上尚弥が28戦全勝(25KO)、37歳のドヘニーが26勝(20KO)5敗、28歳の武居は10戦全勝(8KO)、28歳の拓真が20勝(5KO)1敗、28歳の堤は11勝(8KO)2分け。

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