Infoseek 楽天

テレ東ドラマ「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」をロケ地舞台の東京・墨田区が“表彰”!「墨田区への愛があふれる番組」

スポーツ報知 2024年9月5日 11時7分

 テレビ東京系で放送中のドラマ24「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」に、舞台となっている東京・墨田区が『これも!すみだのシティプロモーション・勝手にアワード(特別賞)』を授与することになった。タイトルの錦糸町など墨田区内で8割のロケを刊行、ドラマを初めて企画・プロデュース、出演する俳優の柄本時生自ら番組PRのために区内各所を回った取り組みなどを評価。『地域のつながりを感じ、すみだ・錦糸町から目が離せなくなった、で賞』として「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」製作委員会を受賞対象とした。

 ドラマは7月12日から毎週金曜深夜24時12分から放送を開始し、次回の9月6日で9話目。柄本が今井隆文と一緒に初めてプロデュースした作品は、総監督に映画「余命一ヶ月の花嫁」「月の満ち欠け」を手掛けた廣木隆一監督を迎え、賀来賢人や落合モトキ、岡田将生に柄本を加えた4人が結成した「劇団年一(ねんいち)」による初めてのテレビドラマで、深夜枠のドラマでは異例の豪華俳優陣とスタッフがそろったことも話題になっている。

 ストーリーは、錦糸町にあるハウスクリーニング「整理整頓」を営むメンバーを中心に総勢50人以上の人間模様が描かれた群像劇。錦糸町にある通称「ダービー通り」や、実在する喫茶店など区内各所が登場し、撮影にあたっては区内ロケを支援する「すみだフィルムコミッション」や、地域住民や事業者らで組織する「錦糸町を元気にする会」と連携を図ったことなども区に評価された形だ。

 ドラマには「錦糸町にいたら他に行く必要も、なくない?」「錦糸町のいいところは、ねえのがいいところ」などのセリフもあり、区の担当者は表彰のポイントとして「“地元“のような親しみやすさがありながら、生活の様々なことが完結できる『錦糸町』の魅力を、ほどよい自虐を交えながら面白おかしく丁寧に、すくいあげて表現いただいた」と説明。さらに、すみだフィルムコミッションや地域住民らとの連携について「つながりを大切にしながら地域の人と一緒に考えて、墨田区への愛があふれる番組制作をしていただいた」とし、「最終回まで放送がとても楽しみです!」と話している。

 ドラマはいよいよクライマックスで、これまでのロケには区民がエキストラとして出演したり、音楽フェスのシーンでは10月に錦糸公園で開催される「すみだストリートジャズフェスティバル」実行委員会が全面協力。すみだフィルムコミッションも「この作品は墨田区の『みんな』の物語です」とコメントしている。

この記事の関連ニュース