今夏、フランスＦＷキリアン・エムバペの獲得に成功したＲマドリードが、来夏の補強のターゲットとしてスペイン代表ＭＦロドリ（マンチェスターＣ）に照準を合わせたことが５日までに明らかになった。
英大衆紙「ザ・サン」によると、Ｒマドリードは今夏のユーロ２０２４でスペインを欧州王者に導いたロドリの活躍に注目。昨季限りで引退した元ドイツ代表ＭＦトニ・クロースの後継者に指名したという。
一方、ロドリを保有するマンチェスターＣは、昨年のバロンドールで５位となり、史上初の４連覇を支えた不動のＭＦの引き止めに必死の構えを見せ、ケビン・デ・ブライネと並ぶクラブ最高給の週給３７万５０００ポンド（約７２３７万５０００円）、年俸にして３７億円を超えるオファーを用意する意向だという。
果たして現在のサッカー界で最高の評価を受ける守備的ＭＦは、プレミアリーグ王者か、母国の白い巨人か、どちらと将来を誓うのか。今シーズンを通し、水面下で両クラブの激しい綱引きが行われることは間違いない。