◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 巨人―ヤクルト（５日・岐阜）
巨人・高梨雄平投手が試合前練習後、今季限りでの現役引退が発表された元同僚で日本ハムの鍵谷陽平投手について惜別の思いを語った。
鍵谷は２０１９年６月から昨季まで巨人に在籍し、高梨は２０年７月に巨人に加入。同じトレードで加入した救援投手として約３年半、ともにプレーした。鍵谷は左腕にとって２学年先輩。電話で引退の報告があったといい、「外から来た先輩としていろいろ教えてもらったり、僕と鍵谷さんがセットで投げることも結構多かったです。思い入れのとても強い先輩が引退するということで、すごく寂しいです」と率直な思いを口にした。
先輩からは野球のことはもちろん、「人との処世術というか、そういうところを多めに学んだ気がしますね。同じような目線でずっとリリーフをやってきた人ですし、野球の話ももちろんすることもありましたし、社会人としてというか、大人としてというか。本当に皆さんの職場で言う一番仲のいい先輩だと思うので、いろんな話をしました」と振り返っていた。