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【U―18】東海大相模・藤田「全力で最少失点に」 6日2次L初戦・台湾戦に先発

スポーツ報知 2024年9月6日 6時30分

 【台北(台湾)5日=加藤弘士】第13回U―18アジア選手権1次リーグ(L)B組を3戦全勝で1位突破した日本は、6日から2次Lに臨む。5日は天母野球場で練習を行った。6日の強敵・台湾戦は、今夏の甲子園で東海大相模(神奈川)を8強に導いた、今秋ドラフト候補で最速150キロ左腕の藤田琉生(3年)が先発。甲子園史上最長身となった198センチからの角度あるボールで封じ込める。

 台北の太陽光線に照らされ、ダッシュを繰り返した。ブルペンでは25球を投げ最終調整。しびれるマウンドへの決意を語った。

 「やることは変わらない。任されたイニングを全力で、最少失点に抑えていきたい」

 大会前、東海大相模の原俊介監督(47)からこんな言葉で送り出された。「試合になったらいつも通り、相模の野球をやってこい!」。藤田はその真意をこう解釈する。「守備でも攻撃でも走塁でも、どんな場面でも攻める野球こそが、相模の野球です」。甲子園同様、受けに回るつもりは毛頭ない。「18人の1人に選んでいただいてうれしい。台湾は強いですが気持ちは負けずにどんどん攻めていきたい」。完全アウェー上等。唯一無二の投球で、いざ勝負だ。

 〇…高校日本代表の小倉全由監督(67)が6日の台湾戦、7日の韓国戦に必勝態勢で臨む。打撃練習では打撃投手を約10メートルの距離から投げさせ、「両チームともスピードがある投手。打者も速い球に対応して、みんな打ってますね」と手応え。1次L3試合はいずれも実力差のある相手に大勝だっただけに「これからが本当の野球。送りバントやエンドランもある」と闘志を燃やした。

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