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【中日】甲子園で10連敗 左翼席の竜党にあいさつもむなし 球団29年ぶりセ相手本拠地で年間0勝

スポーツ報知 2024年9月5日 21時36分

◆JERAセ・リーグ 阪神2―1中日(5日・甲子園)

 中日が阪神相手に今季5度目となる同一カード3連敗し、甲子園では10連敗(0勝10敗1分け)。球団29年ぶりに同一リーグの相手の本拠地0勝という不名誉な記録となった。

 今季甲子園でのチーム初勝利をかけてマウンドにあがった先発・大野は、3回1死から近本への四球と、中野の内野安打で一、二塁。続く森下に左前へ2試合連続となる適時打を浴び、先取点を失った。大山にも死球を与えてなおも1死満塁とし、佐藤輝に右犠飛を浴びて2失点。3回以外は、走者を出しつつも無失点に抑え、5回2失点で降板した。

 打線は2点を追う5回、先頭の岡林がこの日3安打目となる内野安打で出塁すると、続く山本の二ゴロの間に二塁へ進塁。1死二塁とし、福永が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放って1点差に迫った。29日・広島戦(バンテリンドーム)以来、3試合ぶりの2ケタ安打としながら先発・大野の後を受けた斎藤、藤嶋、清水の無失点リレーもむなしく、逆転には届かなかった。

 これで借金は今季ワーストを更新する15。試合後、立浪監督を先頭に左翼席のファンへあいさつに向かったが、むなしすぎる結末となった。

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