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柔道・角田夏実、永山竜樹が勤務先でパリ五輪のメダルを報告 角田「少しは恩返しをできたかな」

スポーツ報知 2024年9月5日 21時35分

 パリ五輪の柔道女子48キロ級金メダルの角田夏実、男子60キロ級銅メダルの永山竜樹(ともにSBC湘南美容クリニック)が5日、勤務先で千葉・浦安市のSBC東京医療大の職員らに五輪の報告を行った。

 2人は集まった多くの職員の前で五輪の結果を報告し、花束を受け取った。角田は「たくさんの応援ありがとうございました。私は一度、東京五輪に出場できなくて諦めようと思ったんですが、皆さんの応援のおかげでここまで頑張ることができ、金メダルを取ることができました」とあいさつ。永山も「皆さんの応援のおかげで、負けた後も最後まで戦い抜くことができました」と感謝し、「ロサンゼルス五輪を目指すので、今後とも応援してくれたらうれしいです」と呼びかけた。

 職員への報告後は相川佳之理事長を訪問して五輪での戦いを振り返り、ともに個人戦で競技初日に獲得したメダルと、混合団体の銀メダルを披露した。3人は柔道着に着替えて道場に移動。相川理事長に角田がともえ投げ、永山が袖釣り込み腰を実際にかけ、得意技の威力を伝えるなど、和やかに交流した。

 角田は報告を終え「本当に皆さんの支えがあって、いろいろ仕事の部分であったり免除してもらってる部分が多い。これで少しは恩返しをできたかな」と、ホッとした表情。永山も「皆さんの支えがあるおかげで自分たちは柔道ができている。メダルを取って帰ってきて、みんなが喜んでくれてうれしく思った」と振り返った。

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