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東日本選抜、2年連続決勝で敗れた関西選抜にコールド勝ちでリベンジ! 胸張れ準優勝!!…ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会

スポーツ報知 2024年9月6日 7時0分

◆第24回ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会(8月23~24日・鶴岡一人記念球場ほか)

 各ブロックの選抜チームで戦う第24回鶴岡一人記念大会で、東日本選抜チームが躍進した。中学生の部は3年連続の準優勝。2年連続決勝で敗れた関西選抜を準決勝で破りリベンジも、決勝で広島選抜に敗れ優勝はならなかった。女子の部は予選リーグで大差を逆転、追いつくなど6年ぶりの準優勝。小学生の部は予選リーグ1位通過。準決勝で敗れ4強も、3チームが決勝トーナメント進出を果たした。

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 初戦で敗れ中四国選抜に3点差以上で勝利しなければ予選リーグ敗退の危機に、東日本選抜が意地を見せた。

 4点を追う2回、萩原の2点打で反撃ののろしを上げると、3番・東村が右前に同点の2点打。4番・神戸は右越えの2点二塁打で勝ち越す。その後も攻撃の手を緩めず、コールド勝ちした。4打数4安打5打点の萩原は地元で連日バッティングセンターで打ち込み絶好調。東村は「コンパクトに振った」と初戦から修正。主砲・神戸は「自分のエラーで失点したので取り返したかった」と笑った。

 猛暑で投手陣が苦しむ中、後藤均監督(64=横浜南・総監督)は「打ち勝とう!」と鼓舞。準決勝の相手は関西選抜。2年連続決勝で苦杯を喫した宿敵にもキバをむいた。同点の3回に高橋の2点打で勝ち越すと、打者12人で一挙8得点。7回には加藤の二塁打でコールド決着。リベンジを果たした。

 決勝は広島選抜に大量失点し敗れたが、2回に鈴木が左翼席へ2ラン。春季全国大会でサク越えも、走者のベース踏み忘れの判定で“幻の一発”となっており最後の公式戦で正真正銘の一発をたたき込んだ。5年ぶりのV奪回はならなかったが、夏の広島で東日本選抜が輝きを放った。

 【東日本選抜・登録メンバー】★は主将、全員3年生、かっこ内は所属

 ★小笠原悠吹(宮城仙南)、井手來夢(越谷)、石塚蒼脩(常総)、神永彪真(上三川)、金子舜(春日部)、金田凰希(東村山中央)、神戸翔愛(藤岡)、加藤稜翔(成田)、北川修斗(江戸崎)、鈴木晃太(佐野)、清水巧翔(大宮七里)、郡司煌絆(小山)、高橋友朔(西多摩)、徳良春樹(笛吹)、萩原雄大(高崎中央)、東村寛太(都筑中央)、星遥希(宮城仙北)、茂木一(高崎)、吉田怜生(鹿沼)、山田宗継(苫小牧)

 ★東日本選抜の戦績

  ▽予選リーグ(23日・Balcom BMW Baseball Stadium)

九州選抜5―1東日本選抜

東日本選抜12―5中四国選抜=5回コールド=

 ▽準決勝(24日・ミツトヨスポーツパーク郷原)

東日本選抜10x―3関西選抜=6回コールド=

 ▽決勝(24日・鶴岡一人記念球場)

広島選抜28―4東日本選抜=5回コールド=

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