◆第２４回ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会（８月２３～２４日・鶴岡一人記念球場ほか）
各ブロックの選抜チームで戦う第２４回鶴岡一人記念大会が行われた。東北からは東日本選抜に宮城仙南・小笠原悠吹、宮城仙北・星遥希（ともに３年）の２選手が参加。東日本女子選抜には寒河江・小松莉々姫、宮城中央・遠藤妃夏、庄内・瀬尾結衣（いずれも３年）の３選手が参加した。男女とも準優勝と躍進に貢献した。
※ ※ ※
決勝で敗れた東日本女子選抜ナインが全員が涙していた。小松も「チームに貢献できなくて悔しい」と涙。それでも全３試合で１番・右翼でスタメン出場、全試合で安打を放った。
所属チームでは二塁手として出場していた遠藤は外野手として出場。決勝戦では３回途中から出場し４回２死二、三塁から右前タイムリー。さらに続く榎本の中前安打で二塁からホームにヘッドスライディング。アウトになったが積極的なプレーを見せた。「最後まで諦めずにプレーしました」と語った。
瀬尾は途中出場ながら三塁手と投手として活躍。決勝も途中出場で７回２死の打席では三振に倒れ「最後の打席で…。悔しい…」とむせび泣きながら悔しがった。
それでも予選リーグの初戦では６点差を逆転。２戦目は８点ビハインドを追いつく粘りを見せた。３人はナインが「奇跡」と呼ぶ劇的な試合の一員だった。
★東日本女子選抜の戦績
▽予選リーグ（２３日・三次市営球場）
東日本女子選抜８―６中四国ドリームガール
▽同（２３日・電光石火きんさいスタジアム）
東日本女子選抜８―８九州女子選抜
▽決勝（２４日・鶴岡一人記念球場）
中日本女子選抜７―３東日本女子選抜