先場所優勝の横綱・照ノ富士が１１度目の休場 左膝痛と糖尿病 大相撲・秋場所

　日本相撲協会は６日、東京・両国国技館で秋場所（８日初日）の取組編成会議を開き、横綱・照ノ富士（伊勢ケ浜）が休場すると発表した。

　照ノ富士は左膝に痛みを抱え、持病の糖尿病も悪化させていた。８月の夏巡業では途中離脱して都内で治療を受けていた。横審の稽古総見も欠席した。

　これで横綱に昇進してから１９場所目で１１度目の休場。審判部の高田川部長は「巡業の後半に膝を痛めたと聞いている。血糖値も高いという。中途半端に場所に出ても仕方がない」と話していた。