パリ五輪の柔道で男子73キロ級銅メダル、男女混合団体銀メダルの橋本壮市(33)=パーク24=が5日、浜松市役所で、世界選手権金メダルに輝いた2017年に続き、地元から自身2度目の「浜松市スポーツ特別賞」を授与された。
五輪時はパブリックビューイング会場になった場所で橋本は市民から拍手で祝福された。「地元にメダルを持ち帰って、本当にうれしく思います」とあいさつ。中野祐介市長(54)からは地元素材で作った「木メダル」と巾着袋などが贈られた。五輪メダルを持ち歩くのに、長女の愛くるしい巾着袋を借りていることがSNSで話題になっており、「まだ使わせてもらっています」と笑顔で明かした。
今後については「自分自身にしっかり答えを出して決めますが、前向きには考えています」と改めて現役続行に含みを持たせた。