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落合陽一氏、新個展を東京・京橋で開催 テーマは江戸の宗教的構造

スポーツ報知 2024年9月6日 18時27分

 メディアアーティストの落合陽一氏が6日、都内で個展「昼夜の相代も神仏:寿司ヌル∴鰻ドラゴン」(7日から10月27日まで、東京・京橋BAG―Brillia Art Gallery―にて)の記者発表会を行った。

 龍が描かれたシャツ姿で登場した落合氏は、MCからタイトルを紹介されると「長いな」と自らツッコミ。今回のテーマは、江戸の宗教的構造。東京・六本木出身の落合氏は「意外と東京に住んで長いのに、江戸の宗教的空間、慣習に詳しくないんじゃないか」と感じ、地元の店舗に足を運ぶなどリサーチを続けたという。「江戸の宗教的構造と言うことで、寿司屋と鰻屋を作りました」と話した。

 前日の作業中には飛び込み営業や警察の指導に巻き込まれるハプニング。一方、オフィス街・京橋に一見、本物の店舗ような看板があることで「わあ、新しいお寿司屋さんができたんだ」と通行人に言われるうれしい出来事も。「よっしゃーって思った」と喜んだ。

 完成度の高い作品だが、落合氏はまだ発達途上という。東京建物株式会社の秋田秀士取締役専務執行役員によると前日12時時点で落合氏に完成度を聞くと「33パーセント」と回答されたという。落合氏は「会期中に100パーセントに」と笑った。

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