俳優の柳楽優弥、女優の黒島結菜らが６日、映画「夏目アラタの結婚」（堤幸彦監督）の初日舞台あいさつを都内で行った。
出演者は客席から登場し、タイトルの「結婚」にちなみ観客にブーケトスする演出も。柳楽は「盛り上がっていただいていい思い出になりました」と笑みをみせると、黒島も「初めての経験だったので、どこに投げたらいいか分からず、目をつぶって誰が受け取ったのかも見られなかったんですけど楽しかった」と語った。
連続殺人の罪で服役中の死刑囚の女性と獄中結婚することから始まる駆け引きを描くスリリングなストーリー。劇中では法廷のシーンも登場するが、黒島は「毎日撮影が大変で、ヘトヘトになりながらやってたんですけど、ある日柳楽さんが高級うなぎ弁当の差し入れを、１００人ぐらいのエキストラの皆さんの分も用意してくださって『かっこいい！』って思いました。ありがとうございました」と感謝。柳楽も照れながら「うなぎが僕とても好きで、現場に入れると結構士気が上がるな、っていう感じが自分を盛り上げてくれる」と語っていた。ほか中川大志、丸山礼、市村正親らも登壇した。