◆JERAセ・リーグ 広島0―3中日(6日・マツダ)
中日は、投手陣が粘りを見せて完封勝利。連敗を3で止めた。
先発・松葉は、3点の援護をもらった初回に、先頭の秋山から3連打と四球で、1死満塁とピンチを背負ったが、坂倉を捕邪飛、菊池を二ゴロに打ち取り、ピンチをしのいだ。2回以降もゼロを並べて、6回5安打無失点で自身2連勝。今季5勝目をマークした。7回以降は清水、松山、マルティネスの勝ちパターンが、無失点リレーを完成させて、リードを守り抜いた。
打線は、初回に細川の左中間への19号2ランで先制。続く宇佐見の右越えの3号ソロで1点を追加し、3点を奪った。しかし、2回以降は再三チャンスをつくりながらも、得点にはつながらず、立浪監督は「(得点できたのは初回)だけでしたけどね。投手陣、(先発の)松葉がよく踏ん張ってくれた。もう少しチャンスで積極的にいってほしい。きょうは大瀬良投手もあまり(調子が)良くなかったので、もう少し点が取れれば、最高でした」と、打線の爆発を期待した。