◆JERAセ・リーグ ヤクルト1―9阪神(6日・神宮)
阪神・岡田彰布監督が、1・5差に接近した2位・広島を心配した。残暑が厳しいなか、7、8日の中日戦(マツダ)は昼過ぎに試合開始のデーゲーム。自軍は13安打9得点の快勝で4連勝。ビーズリーが粘りの投球で試合をつくり、クリーンアップが爆発してヤクルト投手陣を粉砕した。
以下、監督の一問一答。
―ビーズリーの状態は?
「このへん(太ももあたり)に当たったみたいやけど。何とか5回まであいつは投げたかったんやろ(笑い)。この点差やし、お前」
―心配するほどではない。
「それは大丈夫。もう1回いってほしかったけど、もうな、ボールも当たってるし」
―いいタイミングで中押しできた。
「あそこは取れるよな、相手ピッチャーも、あの展開じゃそんないいピッチャーも出てけえへんから。追加点は取れると思ってたからな」
―中盤で追加点を取れたので勝ちパターンのリリーフを誰も使わずにすんだ。
「いやいや、もうそんなん全然使うつもりなかった。分担制や4人4人の」
―クリーンアップ中心に打線につながりも出た。
「つながりというか、ヒットが出てるからやで、そんなのは。だからつながってるように見えるけど。みんながな、今日は(ヒットが)出てないもんもおったけど、やっぱりヒットが出んかったらそんなんつながりもなんもあらへんからさ、結局は。そういうことやん。ヒットが出だしたからな、こうないして、ものすごいいいようにつながってるように見えてしまうもんな、やっぱりな。フォアボールがどっかで絡んだらな、余計そういうつながりがええように見えるよな、やっぱり」
―2回の近本のタイムリーも安打からのつながり。
「いやいや、もうな、別にあれや、ビーズリー(の打撃には)には全然期待してないけど、ツーアウトからでも(ランナーが)セカンドいっといたらな、近本がな、そらヒット出る確率が一番高いわけやから、いまチームの中ではな、率的にもな、おーん」
―昨日は守り勝って、今日は打つ方で、昨年のような感じに。
「おーん。まあ、なあ、みんなそら分かってるからな、この9月が勝負になるっていうのは、それはもう。別にそこに合わせてな、こないして調子上げるいうのはそんなん絶対無理やけど。でもやっぱりな、気持ち的にはこっからやいうのはあるから、やっぱりそれをみんながな、そういう流れ的にもいい流れで回る、打線もある程度点取れる、そしたらやっぱりピッチャーもええようにな、回るよやっぱりな。ちょっと頑張っとけば自分も勝ち星つくっていうかな。相乗効果でそれはな、ええ回りの相乗効果やな」
―上位にプレッシャーをかけている。
「なあ、広島そらきついわな。明日、あさってデー、デーらしいやん。この暑いのにデー、デーってきついやろう」
―阪神も2試合か3試合デーゲームある。
「あのへんなったら涼しなんねん。なあ、相手のことは知らんけど」
―ビーズリーは次回に影響ある?
「いや、そんなことないよ。次回は抹消せえへんし、そんなの」
―詰める可能性は?
「いや、詰めん詰めん。詰めんでもおるもん。まだ青柳はあれやもん」