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【高校野球】東北文教大山形城北 星翔陽主将「勝って成長していきたい」…秋季山形県大会組み合わせ抽選会

スポーツ報知 2024年9月7日 9時37分

 14日開幕の秋季高校野球山形県大会(ヤマリョーほか)の組み合わせ抽選会が6日、山形市内で行われた。今夏の山形大会準優勝の東北文教大山形城北は、初戦の2回戦(15日)で長井と対戦。歴史をつくった先輩たちにはない“強み”を出し、勝つことで力をつけていく。上位3校は秋季東北大会(10月12日開幕、福島)に出場する。

 先輩たちとは異なる戦い方で頂点を目指す。山形大会準Vに輝いた3年生たちを振り返り、東北文教大山形城北・星翔陽主将(2年)は「勝つことでチームに勢いがつくし、(3年生が)成長する姿が見られた。自分たちも勝って成長していきたい」。勝ち上がるたびに自信と力をつけ、成長につなげていく。

 3年生について「個の力が強かった」と語った星主将だが、「最後までやりきる力は自分たちのほうがある。最後まで集中してやる」と言い切った。またチーム全体で走塁面を強化。ベースランニングでも最短距離の走路をグラウンドに白線で書き、そこを意識して練習し、技術を磨いてきた。

 ブロック大会は2戦連続コールド勝ちで今大会のシード権を獲得。「打って勝つチームではない。ロースコアで粘り強く勝っていきたい」と、高い集中力で立ち向かっていくつもりだ。まずは長井との初戦に全力を注いでいく。

(有吉 広紀)

 ○…大会連覇を目指す鶴岡東の初戦は山形東との2回戦(15日)に決まった。今夏の甲子園でもプレーした酒井友成主将(2年)は「(3年生に)甲子園に必ず戻ってこいよ、と言われた。当たり前のことを一生懸命やっていきたい」と闘志。他校より始動が遅くまだ実戦経験は少ないが、全員野球で頂点まで突き進んでいく。

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