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【日本ハム】金村尚真がサヨナラ勝ち呼び込む7回8奪三振1失点「課題を受け止めて次回につなげていく」

スポーツ報知 2024年9月7日 9時56分

◆パ・リーグ 日本ハム3×―2オリックス(6日・エスコンフィールド)

 日本ハム・金村尚真投手(24)が6日のオリックス戦に先発し、7回8安打8奪三振1失点と好投。8回に田中正が同点弾を浴び7勝目こそ逃したが、新人王“候補”にふさわしい投球でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 1回先頭の広岡を1球で右飛に打ち取ると、初回をわずか8球で料理。ストライク先行の投球で4回まで無失点で試合をつくった。5回は三塁手の清宮が正面のゴロを逸らす不運な安打もあり、単打3本で先制点を献上。その後は走者を背負う投球が続いたが、追加点は許さず「ここ何試合か自分の中で気持ち的に余裕がなかったのですが、今日は楽しむことを意識してマウンドに上がりました。結果的にストライク先行で投げられてよかった」と振り返った。

 勝利投手の権利を持って降板したが、新人王争いを繰り広げる西武・武内に並ぶ7勝目はお預け。次回登板に向け、「追い込んでから打たれるケースがあったので、そこは課題として受け止めて、次回につなげていきます」と修正を誓った。

 チームは9回2死満塁から代打・マルティネスが押し出し四球を選び、今季7度目のサヨナラ勝ち。最大震度7を観測し、甚大な被害をもたらした北海道胆振東部地震から6年の日に劇的勝利を挙げ、新庄監督は「少しでも笑顔を与えられるチームが今できている。道民のみんながファイターズの結果を気にするチームになっているので、きょう勝てて良かった」とうなずいていた。

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