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大谷翔平、第4打席は右前打で3戦ぶりマルチ安打 6回に9月初アーチで史上初「45―45」到達

スポーツ報知 2024年9月7日 13時14分

◆米大リーグ ドジャース―ガーディアンズ(6日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、本拠地・ガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。1―3で迎えた8回1死の第4打席は3番手右腕・ガディスから右前打を放ち、3試合ぶりのマルチ安打とした。

 ガ軍先発左腕・ボイドとは2年ぶりの対戦だった。大谷はこれまで通算6打数1安打1四球の打率1割6分7厘となっていたが、今季初対戦で初回先頭の第1打席は特大の中飛。4球目を捉えたようにも見えたが、やや詰まっていたのかフェンス際で失速。本塁打までわずかに届かず中飛だった。飛距離394フィート(約120・1メートル)だった。3回1死の第2打席は空振り三振に倒れた。

 それでも、2点を追う6回1死の第3打席だった。ボイドの88・8マイル(約142・9キロ)シンカーを押し込むと、打球速度111・2マイル(約179キロ)、打球角度38度、飛距離413フィート(約125・9メートル)でバックスクリーン左に運んだ。史上初の「45―45」(45本塁打、45盗塁)に到達。自身最多で2度目の100打点となり、アダメズ(ブルワーズ)と並んでリーグトップタイ。本塁打は同トップのオズナ(ブレーブス)に8本差と独走状態で、再び2冠に立った。ここまで46盗塁を決めており、現時点で年間51本塁打、52盗塁ペースとなっている。

 ここからも一発ごとに“メモリアル弾”となる。自身最多タイの46号で史上初をさらに更新する「46―46」。自己新の47号を放つと、アジア出身&DH選手の最多タイ記録。48号でアジア新の通算219本塁打を達成後、49号では球団最多に並び、日本人初の50号が盗塁次第では前人未到の「50―50」を決めるアーチになる可能性もあり、いつも以上に目が離せない。

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