立憲民主党の代表選が７日に告示され、野田佳彦元首相（６７）、枝野幸男前代表（６０）、泉健太代表（５０）、吉田晴美衆院議員（５２）が立候補を届け出た。
４候補は都内で共同会見を開いた。野田氏は「平時とは違う。今回は自民党総裁選を経て、どなたが総理になっても早い段階で解散総選挙がある。政権を取りに行こうという思いを、共有することができれば」と訴えた。枝野氏は「アベノミクスが限界を迎えた。経験不足だったかつての民主党政権の反省と教訓を胸に刻み、政権運営の指針となる明確ビジョンを示さなければいけない」、泉氏は「枝野さんや野田さんの政権でなく、みんなに支えられる泉健太政権を作りたい」、吉田氏は「ここに立つ３０分前まで、立候補かどうか決まってませんでした。１期生（当選１回）の吉田が何を言っているんだと言われるかも知れませんが、政治の慣習にとらわれない等身大の政治を行いたい」と主張した。
投開票は２３日に行われる。