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【高校野球】金足農・新主将の吉田大輝が11奪三振…県大会初戦逆転勝利に「自分の色を出していきたい」

スポーツ報知 2024年9月7日 13時19分

◆秋季高校野球秋田県大会▽3回戦 金足農4―3秋田南(7日・さきがけ八橋)

 今夏の甲子園に6年ぶりに出場した金足農(秋田)が、県大会初戦となる3回戦で秋田南に4―3で逆転勝ちした。同校OBで現オリックス・輝星投手(23)を兄に持ち、新チームから主将に就任した吉田大輝投手(2年)が先発。3回に内野ゴロの間に先制点を奪われると5、7回にも追加点を許す苦しい展開で、8安打を浴びたが11奪三振で逆転勝利を呼び込んだ。「序盤は相手のペースだったけどみんなで我慢強く守って勝てた。自分がダメだったので修正していきたい」と振り返った。打線は3点を追う8回に反撃。無死一、二塁から6番・高橋海生(1年)の左前適時打で1点を返すと、その後2度のスクイズや暴投などで逆転した。

 中泉一豊監督は吉田の主将指名について「チームの柱なので。全体であったり、選手一人一人を見る存在になってほしい」と説明。吉田も「(前主将の高橋)圭佑さんに憧れはあるけど同じではだめ。自分の色を出していきたい」と意気込みを語った。

 準優勝した2018年以来だった甲子園では、吉田は2年生エースとして1回戦・西日本短大付(福岡)に先発。しかし5回に打者一巡の猛攻を浴びるなど、7回154球の熱投も9安打5失点。チームは9回に球場全体を巻き込んだ反撃をみせて4点を奪ったが4―6で初戦敗退していた。指揮官は「練習量が足りていない。やれることを増やすためにも練習量は必要」と、さらに練習を積んでチームを成長させていくと話した。金足農の次戦である4回戦は14日に行われる。

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