◆関西六大学秋季リーグ戦 第２節１回戦 大経大１７―４龍谷大（７日・ほっともっとフィールド神戸）
新たなヒーローの誕生を予感させる一発だ。大経大９番・森本一平左翼手（高朋）が４回２死二塁、左越えに２ラン。打った瞬間、相手左翼手が打球を追うことを諦める特大弾だ。１年生の右打者は「手に感触も残っていないくらいの真芯だった。あそこまで飛ばしたのは初めてで、びっくりした」と余韻に浸った。
大経大の“一平ちゃん”。「たまに食べます」と、自身の名前と同じカップ焼きそばでパワーを蓄える。と、言いたいところだが、直後に「でも、結構Ｕ・Ｆ・Ｏ派です」と告白。ジャンク系ではなく、濃厚ソースが特徴の同商品を好んでいることをいう。
「今日と変わらず、しっかり自分のやるべきことをやろうという意識でいきたい」と森本。最後は力強く、次戦以降に向けて意気込んだ。