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井上尚弥「楽をして掴んだ勝利は一つもない…勝負は紙一重」自身のXで投稿

スポーツ報知 2024年9月7日 17時59分

 プロボクシングの世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ)統一王者の井上尚弥(大橋)が7日、自身のXを更新した。「毎試合結果的に楽勝だったと言われた試合でも決して楽をして掴んだ勝利は一つもない事は自信を持って言える。この信念はボクシングキャリアが終えるまで貫きたい。そんな姿を皆さんにこれからも見て頂きたい!!勝負は紙一重」(原文まま)と投稿した。

 3日に東京・有明アリーナで行われた防衛戦ではTJ・ドヘニー(アイルランド)に7回TKO勝利。現役最多タイ、日本人単独最多の世界戦23勝目、自身が持つ記録を更新する世界戦9戦連続KO勝利を収めていた。試合前から37歳の挑戦者の力不足を問う声が上がっていた。

 試合内容も圧勝だったため、再び今回のマッチメイクへの批判的な声も一部から出ていた。尚弥は試合翌日の会見で「陣営の作戦通り、慎重に冷静にというボクシングをすごく徹底してできたのかなと。自分がやっていた以上に映像で見返したら、やっている感覚よりもっといいなっていう感覚になりました」と、できることを精いっぱいリングの上で出したことを強調していた。

 次戦は12月24日のクリスマスイブに首都圏でIBFとWBO世界1位のサム・グッドマン(オーストラリア)との対戦が有力視されている。グッドマンも尚弥の相手として力不足と見る声も出ているが、モンスターは誰が相手でも勝つために全力を尽くすことに変わりはなさそうだ。

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