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【広島】新井貴浩監督「一喜一憂している暇はない」4連敗ストップ「明日もいい日に」/一問一答

スポーツ報知 2024年9月7日 19時5分

◆JERAセ・リーグ 広島2―1中日(7日・マツダスタジアム)

 広島は、接戦を逃げ切って連敗を4で止めた。4回1死、坂倉が均衡を破る10号ソロ。チームに5戦ぶりの先制点をもたらす一発が決勝点となり、5回には秋山の右前適時打で貴重な追加点を奪った。先発・九里は気迫を前面に7回途中1失点と好投し、7勝目を手にした。巨人がDeNA戦に勝ったため、首位と1ゲーム差から変動はないが、トンネルは抜け出した。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―坂倉選手のソロが先制決勝点となった

「打った瞬間でしたね。昨日の試合の悔しさもあったんじゃ。ナイスバッティング。本当に素晴らしいホームランだったと思います」

 ―貴重な追加点は秋山選手のバットから

 「あれも大きかったですね。追い込まれている中で、インサイドによく反応したと思います。いいヒットでした」

 ―先発の九里投手は7回に1失点したが、序盤からゼロを並べた

「本当に気持ちが入ったピッチングだったと思います。今日、俺が絶対に連敗を止めてやるんだと、そんな気持ちの入った素晴らしいピッチングでした」

 ―2、3回は打線がチャンスで無得点だったからこそ、九里投手の粘りが

 「大きかったね。今日は特に初回から気合いが入っているように見えました。彼らしい、闘志あふれる、いいピッチングだったと思います」

 ―最近は早い回での降板もあった

 「本人もなかなか思うようにいかない登板が続いていたと思うけど、今日は彼本来の姿だったと思います。彼の気迫というのが、ボールに乗っていたと思います」

 ―その後はリリーフ陣が1点を守る展開だった

 「今日も信頼して送り出しましたし、各自が素晴らしいピッチングだったと思います」

 ―代走の兼ね合いもあったが、会沢選手を「抑え捕手」で起用

 「あそこ、ドウ(代打で犠打の堂林)がバントにいって、確かにドウがファーストに入って、サク(一塁・坂倉)をキャッチャーに回すというのもあったんだけど、僅差のしびれる展開で経験というのは大切。アツ(会沢)にいってもらいました」

 ―4連敗ストップ。チームにとっても大きな1勝に

 「残り試合も少ないので、一喜一憂している暇はない。今日はいい日になったので、明日もいい日にしたいなと思います」

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