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【DeNA】計8投手でつなぐもサヨナラ負け 6連勝でストップし首位とは5・5ゲーム差に…三浦大輔監督「全力で全員で戦った結果」

スポーツ報知 2024年9月7日 20時35分

◆JERA セ・リーグ 巨人3X―2DeNA=延長12回=(7日・東京ドーム)

 DeNAはあと1死というところでサヨナラ負け。8月24日のヤクルト戦(神宮)以来14日ぶりの敗戦となり、連勝は6でストップした。

 初回に先制に成功するも、先発した石田裕が乱調で2回には左足のすねに打球が当たるアクシデントに見舞われた。3回には先頭の吉川尚に右中間を深く破る二塁打を打たれると、続くモンテスに左前打を許した。なお1死一、三塁で大城に四球を与えて満塁にすると、2回1/3を5安打無失点で降板。

 なおも1死満塁で2番手の中川颯が登板すると坂本を一邪飛、続く浅野を空振り三振に抑えてピンチを切り抜けた。4回は3者凡退で抑えると、5回に打席が回ったところで代打が送られた。

 5回には3番手の山崎が3者連続で四球を与えるなど2死満塁の危機を招いたが無失点。しかし、6回に登板した伊勢が丸にソロ弾を浴び同点にされると、続く吉川尚に二塁打を許して降板。ウィックが継投すると後続を断ち、7回には来日初打席に立つなど回をまたいで無失点で抑えた。

 2―1の8回はウェンデルケンが登板。2死二、三塁と得点圏に走者を背負ったが得点は与えなかった。しかし、9回に7番手の森原が登板すると、1死から坂本に右前打を献上。なお2死一塁では三塁の守備固めに入っていた柴田が悪送球し2死一、二塁とピンチを拡大。続く中山に同点打を浴びて試合は振り出しに戻った。

 延長10回には森原が回またぎで登板。先頭の吉川尚に出塁されるも、無失点で切り抜けた。延長11回のマウンドには8番手の佐々木が上がると、打者を3人で料理した。しかし、延長12回2死で初球の甘く入った直球をオコエに仕留められ、サヨナラ弾を献上。マウンド上にヒザを突いて立ち上がれず、オースティンらに声をかけられてベンチへ下がった。

 計8投手をつぎ込むも無念の敗戦。三浦大輔監督は「全力で全員で戦った結果」と責めることはなかった。首位・巨人とのゲーム差は5・5に広がったが「まだまだ。また明日、全員で集中してエンジンふかしてやっていく」と前を向いた。

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