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大谷翔平、第1打席で右翼ポール際に特大ファウルも…遊ゴロ 前人未到の「50―50」へ前進なるか

スポーツ報知 2024年9月8日 10時24分

◆米大リーグ ドジャース―ガーディアンズ(7日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が7日(日本時間8日)、本拠地・ガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。メジャー2年目右腕・ウィリアムズとの初対戦で初回先頭の第1打席は2ボール2ストライクからの5球目、99・3マイル(約159・8キロ)直球を打って遊ゴロだった。初球には96・6マイル(約155・5キロ)直球を捉えて大飛球を放ったが、わずかに右翼ポールの外側を通過して特大ファウルとなった。

 前日6日(同7日)の同戦では6回に9月初アーチとなる5試合ぶりの45号ソロが飛び出し、史上初となる「45―45」を達成。先発左腕・ボイドのシンカーをバックスクリーン左に運んだ。自身最多で2度目の100打点に到達し、本塁打王争いではリーグ2位のオズナ(ブレーブス)に8本差とさらに差を広げた。8回には右前打で自己最多タイの160安打。この日2試合連発の46号が出れば21年の自己最多に並び、打点と安打数のキャリアハイ更新もかかっている。

 ここから先も全てに“付加価値”がある。46号で自身最多タイ。自己新の47号を放つと、アジア出身&DH選手の最多タイ記録。48号でアジア新の通算219本塁打を達成後、49号では球団最多に並び、日本人選手初の50号が盗塁次第では前人未到の「50―50」を決めるアーチになる可能性もあり、この日を含めて残り21試合も大きな注目を集めることになる。

 試合前の時点で年間51本塁打、52盗塁ペース。チームでは6日(同7日)の試合では左足甲に死球を受けた4番のT・ヘルナンデスが先発落ちするなど、負傷者続出で苦しい状況が続くが、大谷がドジャースを3年連続地区優勝に導く。

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