２０２２年１０月１日に７９歳で亡くなった国民的プロレスラーのアントニオ猪木さんの三回忌法要が８日、横浜市の総持寺で営まれた。
法要には愛弟子の藤波辰爾、前田日明、船木誠勝、新日本プロレスの菅林直樹会長、小島聡、師匠・力道山夫人の田中敬子さん、佐々木健介、北斗晶らプロレス関係者が参列した。
大祖堂での法要後に参列者は猪木さんの墓所で手を合わせ、偉大な燃える闘魂をしのんだ。藤波は法要を終え「まだ自分の中に猪木さんいるんで月日を感じない。自分はリングに上がっているからだらしない格好したら『バカヤロー！』って怒られるような気がします」と気持ちを引き締めた。
７０歳で現役を続ける藤波は１１月２２日には自身が主宰する「ドラディション」の後楽園ホール大会で新日本プロレスの高橋ヒロムとの一騎打ちに挑む。墓前でに「だらしなくなったら喝をいれてください」と師匠へ伝えたことを明かし「自分の中には常に猪木さんがどっかにいる。切り離せない」と思いをはせていた。