落語家・笑福亭鶴瓶と、お笑いタレント・松嶋尚美が８日、ＭＣを務めるテレビ東京系トークバラエティー番組「きらきらアフロ ＴＭ」の最終回放送分（９月２６日・深夜２時２０分）の公開収録を、大阪市内のテレビ大阪多目的ホールで行った。
２００１年４月６日にスタートし、鶴瓶と松嶋の台本なし、打ち合わせなしで展開する自由なトークが人気を博した。２３年間１１８２回の歴史に幕を下ろす最終回の収録は、番組誕生の地・大阪が会場。松嶋は「ファミリー的なコンパクトさがあったから何でも覚えている」と笑顔を見せ、鶴瓶も懐かしいスタッフに出会ったことを話しながら「松嶋尚美語録」や「鶴瓶の姉の話」などで盛り上がった。鶴瓶は松嶋の不思議話を次々と暴露。「電車の踏切事件」や「マンションの盛り塩事件」などを明かし、必死に弁明する松嶋の姿に観客席から笑いが起こった。
最後に鶴瓶は松嶋の空港エピソードに爆笑し「これが来週から見られなくなる。なんかあったらまたね。個人的にやったら？ ユーチューブやってないの？」と質問。松嶋は「やってない。機会があったら」と笑顔で振ると、鶴瓶は「俺とかいな」と苦笑し「本当に２３年間ありがとうございました」。松嶋も「ありがとー」と感謝を述べ、番組の幕を下ろした。
最終回を含む２回分の観覧募集は、各回１２０人の募集枠に２２８９人の応募があった。テレビ大阪では２３日から１０月６日まで、同ホールで「きらきらアフロ展」の開催を決定している。