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【中日】接戦を制して今季の広島戦勝ち越しが決定 柳裕也は抹消へ 立浪監督「もう1回、調整させます」

スポーツ報知 2024年9月8日 18時44分

◆JERAセ・リーグ 広島3―4中日(8日・マツダ)

 中日が1点差で逃げ切り勝ちを収め、今季の広島戦を13勝8敗1分として勝ち越しが確定した。

 先発・柳は3回まで無失点の立ち上がりを見せたが、4―0の4回、先頭の小園から2連打で無死一、三塁され、末包の左前適時打で初失点。なおも1死二、三塁で石原の三ゴロの間に2点目を与えた。5回には無死一、二塁で、野間に中前適時打でさらに1点を献上。1点差に迫られ、無死一、三塁となったところで降板した。一打同点のピンチだったが、2番手・斎藤が無失点で切り抜けて火消しに成功。広島に傾きかけた流れを食い止めた。

 15日ぶりの先発となった柳について立浪監督は「勝ちをつけてあげたかったけど、4回ぐらいからボールが浮き出したので(代えた)。もう1回、下で調整させます」と明言。2軍で再調整させる考えを示した。

 打線は、初回に細川の左越え2ランなどで3点を先制。4回には、木下が中押しの3号ソロで1点を追加した。5回以降は再三チャンスを作りながらも、決定打を欠いて無得点。それでも、6回以降は藤嶋、清水、松山、マルティネスがゼロを並べ、1点差で逃げ切った。

 2試合ぶりの白星に、立浪監督は「いい先制ができた」とうなずき、ピンチをしのいだ斎藤には「同点で何とかしのいで、と思ってたけど、(リードを)守り切ってくれた。あそこが全て」とねぎらった。

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