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【光る君へ】「彰子」見上愛の源氏物語への感想に「はっきり言うね~」の声…まひろの恋愛指南には「ナイス」

スポーツ報知 2024年9月8日 20時45分

 女優・吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・後8時)の第34話「目覚め」が8日、放送された。

 今回、興福寺の僧らが都に押し寄せ、朝廷に要求を突きつける非常事態となり、道長(柄本佑)は事の収拾に奔走する。

 一方、まひろ/紫式部(吉高由里子)は物語を書き進め、宮中の話題を集めるが、狙いである一条天皇(塩野瑛久)と中宮・彰子(見上愛)の関係は深まらない。

 道長が熱望する彰子の懐妊はほど遠く、さらに都では病や火事など不吉な出来事が続いたため、道長は一世一代のある決断をする。そんな中、天皇がまひろを訪ねてきて…というストーリーだった。

 (以下、ネタバレがあります。ご注意下さい)

 今回、「うつけ」と噂されるほど自身の意思を表に出すことがなかった彰子が、まひろの局(つぼね)を突然、訪問。宮中で大評判になっている「源氏物語」について「そなたの物語の面白さが分からぬ。男たちの言って言ることが分からぬし、光る君が何をしたいのかも分からぬ。帝はそなたの物語のどこに惹かれておいでなのであろう」と正直につぶやく。

 これに対し、「さあ?」と首をかしげた上で「帝の心は計り知れませぬ。されども、私の物語が帝のお考えになることと、どこか重なったのやも知れませぬ」と答える、まひろ。終盤では彰子に「殿御は皆、かわいいものでございます。帝も殿御におわします。公卿とそんなにお変わりありません。帝の顔をしっかりご覧になって、お話申し上げなされたら、よろしいと存じます」と、彰子の父・道長と恋仲にあった立場から“恋愛指南”する場面もあった。

 この回のサブタイトル「目覚め」通り、終始、引っ込み思案だった彰子が、まひろに心を開き、物語の感想をはっきり口にした上で帝への悩める思いも明かす姿にネットも沸騰。

 放送中にはX(旧ツイッター)のトレンドワードで「#光る君へ」が1位に急浮上。

 ネット上には「彰子がゆっくりだけど自分の意思表示ができるようになってうれしい」、「それにしても中宮彰子、感想はっきり言うね~!」、「まひろの恋愛の教え、ナイス! 結構、現代の悩める女子にも生きるんじゃね?」など様々な声が集まった。

 大河ドラマ63作目となる同作。吉高は2014年に連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインを演じており、朝ドラと大河の両作品の主演は4人目になる。

 脚本は2006年の大河ドラマ「功名が辻」やドラマ「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」「星降る夜に」などを手掛けた大石静氏が担当。大河の中でも数少ない平安時代を舞台に、世界最古の女流作家とも呼ばれる紫式部/まひろ(吉高)の生涯を描く。音楽は冬野ユミ氏、語りはNHKの伊東敏恵アナウンサーが務める。

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