◆JERA セ・リーグ 巨人0―8DeNA(8日・東京ドーム)
巨人の赤星優志投手が、メンデス投手の大乱調を受けて1回途中に緊急登板。それでも5回までの4回2/3を3安打1失点と粘り、試合を立て直した。
初回すでに3点を先制され、なおも1死満塁からのリリーフとなったが、この回はDeNA京田の犠飛による最少失点に食い止めた。チームにとっては、昨日も4時間41分の延長12回の死闘で、7人もの投手をつぎ込んだばかり。苦しい台所事情の中で5回まで安定して投げ抜いたことは、リリーフ陣にとっても非常に大きかった。
試合後、杉内投手チーフコーチは「5イニング近く投げてくれたのですごく助かった」と感謝。先発ローテの6枚目が定まらない中、赤星が6枚目の有力候補になるのか?との問いには「試合を壊さずに、今日も頑張ってくれましたし。でも、ちょっとまだ(次回が)先発かどうかは分からないので」とし、来週以降の先発ローテに関しては「2軍の選手でまかなった方がいいのかなっていうのもあるし、(登板間隔を)詰めようかなっていうのもあります。まだ分からないですね」と話すにとどめた。