脚本家の三谷幸喜氏が８日放送のＴＢＳ系「日曜日の初耳学」（日曜・午後１０時）に出演した。
ＭＣの林修氏が三谷氏の脚本、演出舞台に出演経験を持つ俳優たちが本番中に同氏からイタズラを仕掛けられた経験談を紹介すると、「舞台をやっていると、どうしても停滞する時期があるんですよ。同じ台本で、同じ演出で３週間もやっていくと、どうしても盛り上がりが薄くなるというか。予定調和になりがちだから、僕はそこに起爆剤を投入したい」と意図を説明した三谷氏。
林氏が「カンフル剤なんですね」とうなづくと「そうなんですよ。それがいいカンフル剤になっていくと、僕は思ってます」と答えた。
“イタズラ経験者”の大泉洋が三谷氏のイタズラのせいでセリフをかんでしまったことを明かしたと伝えられた三谷氏は「それはあいつが悪いんです。僕はがっかりです」とコメント。
「なぜかというと、イタズラをやるのは信頼しているから。絶対に崩れないと思っている俳優さんにしかやらない」と説明した。
信頼度の高かった大泉がセリフをかんだことについて、「僕の信頼を裏切った。あり得ないです。もう二度とこいつと仕事したくない」と、大泉本人に話したことをジョークまじりに明かしていた。