タレント・中山秀征が、９日放送のフジテレビ系「ぽかぽか」（月～金曜・午前１１時５０分）にＭＣとして登場した。夏休み中のお笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気に代わっての“代打登場”で、番組冒頭で「先輩なのにかり出されるっていう」と自虐的に話した。
登場の仕方について、ＭＣの神田愛花アナウンサーから「１回止まるんですね」と、スタジオの中央でポーズをとるような仕草をしたことを指摘されると「昭和のスタイルなんで」と笑った。
この日のゲストは書道家の武田双雲氏。今年初めて個展を開くなど書道をたしなむ中山とは以前から交流があるという。「（番組内で書道を）指導していただけるというのは、貴重です。一瞬でうまくなりますから。書道界のマジシャンですから」と絶賛した。
武田氏が登場すると、タレントが書いた書道の文字を見て武田氏が批評を行った番組での出会いを紹介。「一番上手なの誰でしたっけ？」と武田氏に迫り、「この人が『別格です』って言ったのが、何を隠そう僕です」と胸を張ってみせた。これには、武田氏が「それを言ったがために、調子に乗っちゃったんです」と返し、スタジオは笑いにつつまれ、代打ＭＣとは思えない存在感をみせていた。
１０日の同番組では、「４０歳までに自身がＭＣを務める冠番組を持つ」という夢をかなえるため、昨年１２月にアイドルグループ「Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚ」を脱退した河合郁人が代打ＭＣをつとめる。