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立民代表選インタビュー 枝野幸男前代表の心境は櫻坂46の「Start over!」

スポーツ報知 2024年9月10日 0時52分

 立憲民主党の代表選(23日投開票)に立候補した4候補者が9日、スポーツ新聞の合同インタビューに応じた。同時期に行われる自民党総裁選(12日告示、27日投開票)について枝野幸男前代表は「新しい自民党の総裁は、誰がなってもしょせん看板の掛け替えに過ぎない」と厳しく批判した。

 代表選について枝野氏は「もうこの30年、特にアベノミクスの10年で国民生活も経済もボロボロになっている。この国民生活を危機から救いたい。そのためには今まで人を使い捨てにしてきた経済や社会から、人間中心の経済、ヒューマンエコノミクスという新しい旗印を掲げて新時代を切り開きたいという、こんな思いで戦ってます」と話した。

 自民総裁選については「誰がなっても所詮看板のかけ替えに過ぎないということをしっかりと国民に訴えていきたい。結局看板の書き換えでしかないし、むしろ臭いものに蓋をして、蓋をされたものの中がますます腐ると思ってます」と批判した。

 枝野氏は阪神タイガースファン。巨人と戦う阪神を野党として戦う自身に照らし合わせ、「強いもの、権威と戦うのが好きだっていうのが背景にあるのは間違いない」と語る。自身を大山悠輔内野手に例え「困った時に頼りになれるような存在になりたい」と話した。

 J―POP好きとも知れられる枝野氏は代表選に臨む今の気持ちを聞かれると「櫻坂46の『Start over!』の『もう一度だけ やり直そうなんて思うなら 今しかない』という歌詞に勇気づけられています」とし、カラオケでも何度も歌ったことがあると明かした。

 また、NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌である米津玄師の「さよーならまたいつか!」についても「歌詞がいい。私たちの仕事はやっぱり100年後に何が起こすかなと思ってるので」と目を細めた。

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