【リファー（バーレーン）１０日＝星野 浩司】 サッカー日本代表は２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選第２戦のバーレーン戦（１０日）に向け、試合会場のバーレーンナショナルスタジアムで前日練習を行った。
ＭＦ田中碧（リーズ）は中国戦（５日、７〇０）でで後半２６分からＭＦ遠藤航に代わって途中出場した。遠藤、守田英正の主軸２人とボランチ争いが続いている。
「個人的にはまだまだやらなきゃいけないと感じている。彼らに対してというもそうだし、個人として、自分がもっと上に行くためにもっとやらなきゃいけないことがあると思う。でも、どの選手も（レギュラーが）確約されてるって思ってる人はいない。チームで活躍するのはそうだし、出た時に何ができるのかもすごくキーになる。チームが勝つことは一番大事な中で、出た時に何ができるかがすごく重要なこと」
試合当日の９月１０日は２６歳の誕生日。昨年９月９日の親善試合・ドイツ戦（４〇１）でも１得点を挙げており、２年連続の“バースデー弾”に期待がかかる。「去年も点を取れてるので、今年も勝って…、勝つことが大事。そこで自分が点を取れればなお良いけど、勝てればいいかなと思う」と勝利とゴールを見据えた。
川崎の下部組織から１７年にトップ昇格。２１年の東京五輪、２２年のカタールＷ杯への出場などキャリアを重ね、２６歳を迎えた。報道陣から「もう２６なんですね」と振られると、「まだ２６ですね。４０までやるとなれば、まだ１５年あるんで」と笑顔を見せた。