◆大相撲 ▽秋場所3日目(10日、東京・両国国技館)
関脇・貴景勝(常盤山)が10日、日本相撲協会に休場を届け出た。慢性的な首痛で稽古が出来ずにぶっつけ本番で強行出場も、初日から2連敗を喫していた。師匠の常盤山親方(元小結・隆三杉)は「昨日、話をして首の具合が良くないので」と説明し、残りは全休する見通しだという。10勝を挙げて1場所での大関復帰を目指していたが、返り咲きは絶望的な状況となった。
続けて師匠は「28歳になったばかりで、自分の相撲を取り続けたい気持ちも強いと思う」と貴景勝の心中を代弁し、今後については「本人の気持ちを尊重してあげたい」と語った。また場所中に本人と再び話し合いの場を設ける可能性もあると話した。