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大谷翔平、24盗塁連続成功で「46―47」も… ド軍は大敗で優勝マジック13のまま 日本時間11日はVS今永昇太

スポーツ報知 2024年9月10日 14時0分

◆米大リーグ ドジャース4―10カブス(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、本拠地・カブス戦に「1番・DH」で先発出場。4打数2安打1盗塁で打率2割9分2厘に上げたが、チームは大敗で地区優勝マジックは「13」のままとなった。試合の同地区2位のパドレスとのゲーム差は5・5に縮まった。

 試合前には山本由伸投手(26)とともに10日(同11日)に対戦予定のカブス・今永昇太投手(31)と約3分間談笑する場面もみられた大谷は、カ軍先発右腕・ヘンドリックスとは今年4月5日(同6日)の初対戦で1本塁打を含む3打数2安打2打点と打ち込んだ。相性抜群の右腕から連日の“偉業達成”の期待がかかる中、初回先頭の第1打席は遊飛に倒れた。

 3回2死の第2打席は四球を選んで出塁すると、2番・ベッツの2球目に抜群のスタートから6試合ぶりの二盗。驚異の24盗塁連続成功とし、史上初の数字を「46―47」とした。球場の両翼にあるスクリーンにも数字が大きく表示された。

 5回1死一塁の第3打席は2試合連続安打となる中前打を放ち、自己最多をさらに更新する今季163安打。7回先頭の第4打席では3番手左腕・スマイリーから2打席連続安打となる右前打。相手の処理がもたつく間に二塁を陥れた(記録は右翼の失策)。ベッツの17号2ランで生還し、今季115得点とした。安打数は164まで伸ばした。

 21年を超えて自己新記録になる2試合連発の47号はお預け。韓国出身の秋信守(レンジャーズなど)のアジア出身選手の通算最多記録に並び、さらには06年のD・オルティス(Rソックス)のDHシーズン最多記録(オルティスは一塁でも7本、計54本塁打)も捉えるメジャー通算218号は10日(同11日)のVS今永で達成できるか―。その後も48号となれば、2つの記録を更新し、49号で01年のS・グリーンに並ぶ球団最多タイ記録。日本人選手初の快挙となる50号は球団新記録となり、盗塁次第で前人未到の「50―50」を決める歴史的アーチになる可能性もある。背番号17から目が離せない。

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