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【阪神】岡田彰布監督、7連戦の初戦「取れたんじゃない、取りにいってる」「手応えないよ、まだ」一問一答

スポーツ報知 2024年9月10日 22時4分

◆JERAセ・リーグ 阪神7―2DeNA(10日・甲子園)

 3位・阪神が2ゲーム差で迎えた4位・DeNA戦の初戦に15安打7得点で快勝した。好投手・東を攻略。2―2で迎えた5回1死、森下が左越えに決勝の14号ソロを放った。6回は5連打。無死一塁で木浪が犠打を決められなかったが、バスターで右前打。さらに島田も連続バスターで左前打を放ち、無死満塁から近本の右前打で4点目を奪った。ここで左腕をノックアウト。昨季途中から続いていた32試合連続クオリティースタート(6回以上自責3以下)を止めた。先発の青柳は5回2失点で4月19日以来の2勝目。4回の打席では、同点のセーフティースクイズも決めた。決勝弾の森下は守備でもビッグプレー。7回無死二、三塁で宮崎の右飛を処理し、本塁補殺でDeNAの反撃の芽を摘んだ。

 以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答

(テレビ中継のインタビューで)

―青柳は5回2失点

「2点でね。(6回に相手は左打者が並ぶ)打順の巡り合わせもあったんで。あそこまで投げてくれたら、十分ですよ」

―セーフティースクイズも決めた

「まあね、久しぶりじゃないですか? ああいう成功したのはね」

―守備は4併殺

「もう、青柳もゴロが多かったからね。やっぱり低めにいってたんで。そういう意味でね、いいとこでゲッツーはとれてたと思いますね」

―ダブルプレーと森下の好返球も大きかった

「大きかったですね。やっぱりね」

―多彩な攻撃で15安打7得点

「いやいや、まあ、バント失敗とかもあったけどね。後ろにつなぐいう意識がね。やっぱり、いいつなぎになったんじゃないですかね」

―6回は木浪が2ストライクからバスター。続く島田もバスターが決まった

「ああ、ね。うまく決まりましたね」

―森下は6試合連続打点

「まあね、あの打席だけね。最初は全然タイミング合ってなかった。もともと、ちょっと東には相性よくなかったけど。まあね、同点に追いついて、あれで青柳にも勝ちがついたし。ほんと、きょうあの一本だけだったけど、いいとこで出ましたよね」

―12勝の東を攻略しての勝利は大きいか

「いや、ここまできたら、相手が何勝しているピッチャーとか、そんなの関係ないんで。(今季の対戦は過去)3回投げて、4回目で。みんなも分かっているし、大事なゲームというのも分かっているし。ここまでヒットが続くとは思わなかったけど、なんとか後ろにつなぐという意識が良かったんじゃないですかね」

―打線のつながりはあす以降にもつながるか

「またね、全然タイプの違うピッチャーだけど、何とか後ろにつないで、攻略したいですね」

(囲み取材で)

―いい勝ち方

「え? そらお前、ええ勝ち方は、後で振り返ればのう」

―東は今季4点以上取られていなかった

「あっそう? なんか言うてたな、6回3点のアレがあるから、4点目取ったら代わるんちゃうかってな、思ってたけどな」

―6回もつなぐ意識が

「まあ、つなぐというか、東も今日はそんな良くなかったよ、初回から、おーん。ボールも高いボールも多かったし。なんとかね、点は取れるなとは思ってたけどな。だから、あの辺は下位打線、後ろやからな。下位打線でああいうふうにつなぐとねえ。やっぱり点が入るよね、やっぱりね」

―6回先頭の梅野がヘッドスライディングで鼓舞

「うん、まあ。そらヘッドスライディングって。高校野球ちゃうんやから(笑い)」

―青柳のスクイズで三塁走者の井上はうまくスライディングを

「ああ。ちょっとスタート遅かったやろ、なあ。どっちか言うとな。あれやったらもう、イージーセーフなるかなと思ったけどな。左ピッチャーやからな」

―バスターも決まった

「ああ。そんなん久しぶりやろ。バスターしても、ファウルとか。バスターでもボール球とかをするから失敗するんや」

―みんなが大事な試合だと分かっている

「うん。そらみんなが役割というかな。特に今日なんか下位打線が役割しっかりしたから、こんな点取れたと思うよ。そんな今日は中軸は打ってないよ」

―連戦の初戦を取れたのは大きい

「取れたっていうか、そら当たり前や、この7つは大事な試合なの分かってるんやから。取れたとかじゃない、取りにいってるんやから。勝手にやって勝ったんちゃうから。勝つためにやってるんやから、ここまできたら」

―手応えは

「手応えないよ、まだまだな」

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