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巨人ドラ2左腕、4月下旬に左肘手術→2軍戦初登板初勝利 前評判通りの投球披露

スポーツ報知 2024年9月11日 5時45分

◆イースタン・リーグ 巨人6―1DeNA(10日・ジャイアンツ球場)

 巨人のドラフト2位・森田駿哉投手(27)が上々の公式戦デビューを飾った。10日のイースタン・DeNA戦(G球場)の4回から登板し、最速145キロで2回3安打無失点、4奪三振。4月下旬に受けた左肘手術から8月中旬に復帰し、2軍戦初登板で初勝利。お立ち台では「長いリハビリを支えてくださったたくさんの方がいたので、こうして投げられたことは本当に感謝したい」と語り、大きな拍手を浴びた。

 4回は左打者3人に対しツーシームで内角を突き、外角のスライダーを生かした。楠本、フォードは見逃し三振、勝又はスライダーで空振り三振で3者連続三振に斬り「出来すぎかなとは思うけど、持ち味を出せた」。5回は2死一、二塁から度会に右前安打を許したが、同期入団の右翼・佐々木が好返球で生還を阻止し、「本当にありがたかった」と感謝した。

 桑田2軍監督は、次回は先発起用する考えを明かし「ツーシームとスライダーが非常にいい」と評価。復帰後4度目の登板で即戦力の前評判通りの投球を披露したルーキーは「ここからしっかりと覚えてもらえるように」と力を込めた。(小島 和之)

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