◆ＪＥＲＡセ・リーグ 阪神７―２ＤｅＮＡ（１０日・甲子園）
４位のＤｅＮＡは３位の阪神とのカード初戦に２―７で敗戦。阪神とは３ゲーム差、首位巨人とは５・５ゲーム差に広がった。
先発した東は５回０／３を１０安打、５失点（自責５）の乱調で、３敗目。昨年８月から続けていたクオリティースタート（６回以上自責３以下）は３２試合でストップした。
今季、１番に定着し打率３割２分４厘、４本塁打、２３打点と活躍している梶原が左ふくらはぎの張りのため、欠場。試合前の練習には参加したが、試合には出なかった。
「４番・一塁」でスタメン出場したオースティンは試合中、三塁ベンチ裏で天井に頭をぶつけたため、７回の守備から交代した。三浦監督は、梶原は８日の巨人戦で左ふくらはぎを痛めたと明かし「張りがまだちょっと残ったので、今日は出られなかったということです」と説明。１１日以降は状態を見ながら、出場の可否を判断するという。
オースティンの交代に関しても、指揮官は大事を取った措置とした。手痛すぎる敗戦だが「今日は負けたら痛いですけれど、また明日、全力でね。また勝てるように。もうそれしかない」と自分を鼓舞するように話した。