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今永昇太が今季本塁打0の4番に2打席連続弾被弾 大谷翔平をピンチで抑えるも4回にリード許す

スポーツ報知 2024年9月11日 12時10分

◆米大リーグ ドジャース―カブス(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 カブス・今永昇太投手(31)が10日(日本時間11日)、13勝目を狙って敵地・ドジャース戦に先発し、今季本塁打がなかったエドマンに2打席連続ソロを浴びて、4回にリードを許した。

 1回表は、ドジャース・山本由伸投手(26)がカブス・鈴木誠也外野手(30)から見逃し三振を奪うなど3者連続三振の好発進。1回裏は今永が先頭の大谷翔平投手(30)といきなりの対戦だったが、初球の直球で遊飛に打ち取ると、続くベッツも中飛。2死からフリーマンも初球の直球で左飛に打ち取り、直球4球でMVPトリオを抑え、11イニング連続無失点となった。

 2回表にはカブス打線が3安打を集めて山本から1点を先取。リードをもらった今永だったが、先頭のエドマンに初球の直球を左翼ポール際へ運ばれ1号ソロで追いつかれ、12イニングぶりの失点となった。それでも後続を打ち取って追加点は許さなかった。

 同点の3回は、8番のE・ヘルナンデス、9番のバーンズに連打を浴びて無死一、二塁で大谷を迎えたが一併打。ベッツも三ゴロに抑えた。4回は1死から1打席目にソロを浴びた4番・エドマンに2打席連続ソロを被弾。今季19試合で本塁打なしだったエドマンに2打席連続弾を許し1点のリードを許した。

 前回登板の4日(同5日)の本拠地・パイレーツ戦では、7回無安打無失点の好投で、3投手の継投によるノーヒットノーランを達成。試合前の時点で10イニング連続無失点で、12勝3敗、防御率2・99と新人王候補にも挙がる活躍を見せている。

 前日9日(同10日)の試合前練習中には山本、大谷と談笑した今永。「先週よすぎたことはあまり引きずらず、あのときはあのとき。舞台も環境も違う。またスッキリとした状態で臨みたいです」と気を引き締めながら、山本との投げ合い、大谷との対決へは「日本ではなくてこの場所で投げ合うことにすごく意味があると思いますし、日本人の方だけではなくて、全世界のファンの方が注目してくれるかもしれないので、本当に『大谷選手様様』です」と冗談を交えながら意気込みを口にしていた。大谷とは4月7日(同8日)に敵地で日米通じて初対戦し、空振り三振、三邪飛だった。

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