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ドヘニーが井上尚弥に感謝「キャリア最高の瞬間となる機会をありがとう」 現役続行も明言

スポーツ報知 2024年9月11日 12時56分

 プロボクシングの世界4団体スーパーバンタム級(53・5キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)に3日に挑戦し、7TKO負けしたTJ・ドヘニー(アイルランド)が10日(日本時間11日)、自身のインスタグラムを更新した。試合についての長文を投稿。「まずは、井上尚弥選手の勝利と、別次元であるエリートレベルのパフォーマンスを祝福したい」。王者を褒めたたえた後「これまでのキャリアで断然最高の瞬間となる試合の機会を与えてくれてありがとう」と感謝した。

 「楽しんでいたのに、早く終わってしまったのは残念だ。誰も私にチャンスを与えてくれなかった中、世代を代表する才能を相手に本当に輝かしい瞬間だった」と続けた。そして、「あのような形で試合を棄権するのは残念だが、右足に力が入らず、蹴ったりすることができなかった。負傷は6ラウンドの終わり、チャンピオンの強烈なボディショットで起こった」という。「7ラウンドには椅子から立ち上がってもう一度挑戦しようとしたが、体がダメだと告げた」と7回途中棄権に至った経緯を説明した。

 「あのようなハイレベルなパフォーマンスの後だけに、私のロードは終わらない。回復したらすぐに、大好きなことをしに戻ってきます」と現役続行の意思を示した。

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