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山本由伸、87日ぶり復帰登板で4回1失点8K「リハビリ頑張ってきて良かった」 VS今永は「勉強になる」

スポーツ報知 2024年9月11日 15時31分

◆米大リーグ ドジャース3―6カブス(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 右肩腱(けん)板損傷で60日間の負傷者リスト(IL)入りしていたドジャース・山本由伸投手(26)が10日(日本時間11日)、本拠地・カブス戦で87日ぶりのメジャー復帰。先発マウンドに上がり、4回3安打1失点8奪三振。60球の球数制限がつく中で4回を投げ切り、59球で降板した。

 最速は97・9マイル(約157・6キロ)を計測。初回先頭から4者連続三振と抜群の立ち上がりを見せた。2回2死一、二塁から不運な適時内野安打で先取点を許したが、3回も1~3番を3者連続三振。鈴木誠也外野手(30)は2打数2三振に封じた。

 「今年の中でもトップにいいぐらいの感覚で投げられたと思います。思ったよりいい復帰登板だったなと。本当に温かい歓声をかけていただきましたし、リハビリを本当に頑張ってきて良かったなと思いました」

 世界一を奪還した昨年3月のWBC日本代表で共闘したカブス・今永昇太投手(31)とは日米通じて初めての投げ合いだった。先輩左腕は7回7安打3失点で13勝目をマーク。「立ち上がりを見ても球数少なく抑えて、見ていて勉強になるところがたくさんありました。メジャーで同じ試合に出場できることがすごくうれしく思いましたし、これから何度も何度も対戦できるように頑張っていきたいと思います」と山本は振り返った。

 次回は16日(同17日)の敵地・ブレーブス戦の見込み。球数制限は75球に増える。10月のプレーオフに向けて負傷者続出の先発陣の救世主として期待されるが「しっかり自分の仕事に集中してやっていくことが、チームのためにもなればいいなと思います」と先を見据えた。

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