◆大相撲秋場所４日目（１１日、東京・両国国技館）
今年６月に二所ノ関部屋から独立した中村部屋の部屋頭、東十両１１枚目・友風が西１１枚目・尊富士（伊勢ケ浜）に引き落としで敗れ、２勝２敗となった。
スピードが持ち味の尊富士の出足を受け止め、前に出て行ったが、足が付いていかなかった。
「仕方ないです。今の体調で出来ることはすべてやりました。体は動いていますね。相撲は良いんじゃないですか」。落ち込む姿は見えない。星は五分でも手応えを感じている様子が笑顔から見え隠れした。
負け越しが許されない地位での土俵。「２勝２敗？ 何も問題ないですよ。４連敗でも同じですね。星は自分には関係ないです。結果を受け止める準備も出来ていますから」。残り１１日の戦い方も何も変わらないという。「しっかり準備していい相撲を取ることです」と胸を張っていた。