12日のDeNA戦(甲子園)に先発する阪神・大竹耕太郎投手が11日、セ・リーグ優勝争いを人気ゲーム「マリオカート」に例えた。
阪神は10日時点で首位・巨人と2・5差、2位・広島とは0・5差の3位につける。昨季の同日はマジック5で14日に18年ぶりリーグ制覇を果たしているが、「これだけみんな苦労して、もし優勝できたらそっちの方が価値がある」と大竹。続けて「1位にいて守るよりも、3位から追い上げた方が…。マリオカートみたいですよね(笑い)。(1位で)バナナしか出せなかったらきついので(3位なら)赤甲羅が出そうです(笑い)」とユーモアを交えながら大逆転Vを思い描いた。
対DeNA戦は今季2度目の先発。前回登板8月3日(横浜)はオースティンに2本塁打を浴び、6回4失点だった。「意識しても結果は良くならないので。やらなきゃいけないピッチングは変わらない。バッター一人一人をしっかり考えて、どうやったら気持ちよくスイングできないかを考えて」とフラットにイメージ。2年連続2ケタ勝利へ大竹らしさ全開で臨む。