◆大相撲 ▽秋場所4日目(11日、東京・両国国技館)
西十両12枚目・木竜皇(立浪)が、思わぬ形で新十両初白星を挙げた。対戦相手の同13枚目・千代栄(九重)がこの日から休場し、不戦勝となった。朝に呼び出しから聞きその事実を知ったそうで、「十両初白星が不戦勝は珍しいですよね。親方(師匠の立浪親方=元小結・旭豊)もびっくりしていた」と笑った。
ただ初日から3連敗だっただけに、この1勝は大きい。元幕内・時津海の長男でもある21歳は「土俵で勝ち名乗りをあげることはできました。白星が出たので切り替えて、明日からつながるように」と5日目以降を見据えた。