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宝塚歌劇花組前トップ・柚香光の初コンサートが開幕「心に焼き付くような光景を」…セクシー衣装で新味発揮

スポーツ報知 2024年9月11日 19時20分

 宝塚歌劇の前花組トップスターの柚香光(ゆずか・れい)の退団後初のソロコンサート「TABLEAU(タブロー)」が11日、大阪の梅田芸術劇場シアタードラマシティで初日を迎えた。

 今年5月に退団し「4か月ぶりの舞台。みなさんに会えてうれしい。大変なテンションです」と笑顔。始動作のタイトルはフランス語で「絵画」で「“動く絵”として心に焼き付くような光景を」と意気込んで臨んだ。ステージではスペインまで勉強しに行ったという女性のフラメンコの踊りや、男性共演者も含む自称「柚組」が「セクシー!」と感嘆した背中が大きく開いた衣装など、男役時代には見られなかった新たな魅力を発揮した。

 この日は同時退団した前花組トップ娘役・星風まどかがゲスト出演(12日も)。初日開幕前のリハーサルでは、星風が「お変わりないですね」と言うと柚香は「ちょっと襟足が伸びました。(前は)刈りあがっていたので」と和気あいあい。2人で在団中の作品「巡礼の年」(22年)の主題歌「愛の夢」でデュエットを披露した。

 また、大阪は兵庫・宝塚に次いで関西で多く公演した地で「私たちの第二の故郷だよね」と柚香。特にドラマシティは、トップ就任前の柚香が「はいからさんが通る」(17年)で初の外部劇場主演を果たした劇場で「いろんな思い出がよみがえって、すごくうれしくて。舞台からの景色も大好き」(柚香)と懐かしんだ。

 同劇場では16日まで。21~24日はに東京国際フォーラム・ホールCで、初日から2日間は初代相手役で「はいからさん―」で共演した華優希(はな・ゆうき)をゲストに迎える。28、29日は名古屋・御園座で上演。

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