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【ソフトバンク】大関友久、自己最多8勝で高まる期待 左足首捻挫の松本晴は「ローテ5番目争い脱落」

スポーツ報知 2024年9月11日 22時32分

◆パ・リーグ 楽天2―9ソフトバンク(11日・楽天モバイルパーク宮城)

 ソフトバンクの大関がキャリアハイの8勝を挙げた。2回こそ2点を失ったが、3回以降は二塁を踏ませず7回4安打2失点。22年の7勝を超える白星を「序盤は球が操れてなくて苦しくなってしまった。最初から最後まで(捕手の)海野が引っ張ってくれた。海野に感謝してます」と童顔には似つかわしくない低めのイケボで振り返った。

 この日、松本晴が出場選手登録を抹消された。福岡・筑後市内のファーム施設でランニング中に左足を捻挫し、15日のオリックス戦(京セラD)の先発も白紙になった。「まあ(松本晴は)ローテーションの5番目争いから脱落ですね」と小久保監督。それだけにCS、日本シリーズに向けて、有原、モイネロ、スチュワートらに続く先発投手の柱として、大関の重要性も高まってくる。「もちろん、しっかりチームのために投げなきゃいけない立場。その中で、自分の投球ができるよう心がけたい」と秋の戦いを見据えた。

 3連勝でマジックを1つ減らして「11」とした。残りの先発機会は2、3試合程度か。2ケタ勝利も視野に入るが「個人的には、今年が始まる前から目標にしていた。最後まで狙っていきたい」。22年8月に左精巣がんの摘出手術で一時離脱する苦難も乗り越えた左腕が、ポストシーズンにも欠かせない。

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