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J1札幌 MFスパチョークが痛みを押して14日・東京V戦へ…8日の試合で負傷交代も「全く問題ない」

スポーツ報知 2024年9月12日 8時35分

 J1北海道コンサドーレ札幌MFスパチョーク(26)が、5年ぶりの4連勝へ、痛みを押してピッチに立つ。札幌は11日、ホーム・東京V戦(14日)に向けて、大和ハウスプレミストドームサブグラウンドで練習した。8日のルヴァン杯・横浜M戦で左足首を打撲し、後半9分に退いたスパチョークが、全体練習に合流。「痛みはまだ残っているが、試合まではまだ時間がある。ヴェルディ戦に関しては全く問題ない」と出場へ強い意欲を示した。

 タイ代表として7日と10日に親善試合に臨むベトナム遠征に参加予定だったが、辞退した。8月16日の鳥栖戦で左太もも裏肉離れから10試合ぶりに実戦復帰。3戦連続出場となった1日の川崎戦で左内転筋に張りを感じた。「タイ側にも日本に残っていた方がいいと言われて。ケアを優先してルヴァン杯に向けて準備してきた」。代表合流を断念し、札幌での戦いに備えてきた。

 横浜M戦で負傷こそしたが「内転筋の痛みはほぼ消えた」と不安は1つ、なくなった。「状態は徐々に良くなってきている。ここからは90分できるんじゃないか」。夏の復帰後の4試合ではまだ1試合もないフル出場も視野に入れて戦っていく。

 J1での4連勝ならクラブ史上、5年ぶり2度目となる。スパチョークは「全員がコミュニケーションもよく取れているし、いい流れで来ている。いけるんじゃないかなと思う」と自信をのぞかせた。有言実行を果たし、逆転残留への可能性を、また一段、高めにいく。(砂田 秀人)

 ◆札幌のJ1での4連勝 ペトロヴィッチ監督就任2年目の2019年に一度、達成している。4月13日第7節のアウェー・C大阪戦に1〇0、同20日の第8節ホーム・横浜M戦で3〇0、同28日の第9節アウェー・磐田戦は2〇1、5月4日の第10節ホーム・神戸戦で2〇1とJ1で初の4連勝を飾った。第11節のアウェー・松本戦は0△0で引き分け。現在、8月16日の第27節ホーム・鳥栖戦(5〇3)、同25日の第28節アウェー・磐田戦(2〇0)、9月1日の第29節ホーム・川崎戦(2〇0)と3連勝。東京V戦でクラブのJ1史上2度目の4連勝に挑む。

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